途中困難最後必勝

この格言は、有終の美を飾るための基本的態度を述べたものです。
私たちの人生に困難はつきものです。しかし私たちの幸・不幸は、困難や試練をどのように受けとめ、どう対処するかによって決まるのです。聖人をはじめ偉人、 賢人と呼ばれる人は皆大きな苦難に遭遇していますが、一般の人々と異なるのはその受けとめ方です。これらの人々は、苦難を自己が更に向上するための好機としてとらえ、感謝しつつ、 天道に従ってその人生を開拓していったのです。その意味で、困難や危機は私たちの今後の運命を開くか閉ざすかの分かれ道になるのです。